英国大学院留学合格まで
今回は、実際に私がやったイギリス大学院留学までの準備について説明していきます。当時私もいろんなブログの人に助けてもらったので簡易ですが、参考になればと思います。
大学院に行くならアメリカ?イギリス?それとも...?
私はイギリスの大学院を選びましたが、勿論、アメリカ、オーストラリア、カナダなどなど大学院は各国にあるので選ぶのが難しい人もいるかもしれません。
ここでは、簡単に、アメリカとイギリスの大学院について書いておきます。
アメリカ | イギリス |
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・実践的 ・2年間(問題:授業料) ・2年間あるのでインターンに参加しやすい ・履修科目がフレキシブル(単位制) ・政策立案系強い ・費用(平均:9,635,600円) |
・理論的 ・1年間(問題:詰込み型) ・途上国、特にアフリカとの繋がりが強い ・IELTS(TOEFL) ・必須科目が多い(進級制) ・開発学強い ・費用(平均:3,696,700円) |
個人的にイギリスを選んだのは正解でした。1年で修士をとれるのは魅力的です。その分1年につめこむ勉強量は半端ないですが。。。
また、GREと呼ばれる試験が私にはネックだったのでそれがないイギリスを選びました。(英語で数学を解く問題もあります。。。)
エージェントについて
初めての留学の方など慣れていない方にはエージェントを強くオススメします。私が使ったエージェントはこちらのbeo。
他、有名どころ、比較したところはSI-UK、大学院留学コンサルティングなどです。
ではなぜbeoかと言うと、無料でできるスカイプ面談で担当の方が一番親身になって聞いてくれたから、につきます。もちろん他2つも面談はしっかりしていましたが、個人的に良い印象を持ったのがbeoでした。
beo、大学院留学コンサルティングがイギリスだけでなく、アメリカ、オーストラリアなどの大学院も網羅しているのでほかの国との併願を考えている方には良いかもしれません。
多くのエージェントでそうですが、お金はデポジットで払い、合格後返金という形になるので実質無料でサービスを受けることができます。(社会人やMBA留学者向けに一部有料サービスもある)
また、エージェントによって提携している大学院が異なるので、HPをよく見て選ぶことも大切です。
必要書類
エージェントが決まったら次は必要書類の準備です。イギリスは日本の大学院とは異なり、書類だけで合格が決まります。
IELTS
日本人にとってはネックな英語の試験。
大学院レベルだと6.5~7.0は求められます。
ケンブリッジなどの有名大学などは7.5の場合も。。。TOEIC換算でいうところの820~970点ぐらいになります。
自己推薦文、他者推薦文
自分で自分を推薦する推薦文(personal statement)と呼ばれるものが必要です。大学院にもよりますが、800words~1000wordsぐらいです。
内容は、自分がなぜこの大学院のこの学科で勉強したいのか、いかに自分がこの学科にマッチした人間かを表現しなければなりません。
日本人には少し難しいですが、ここでいかに自分がすばらしい人間なのかを主張しなければなりません。日本では謙虚さが求められますが、海外では謙虚=自分に自信がないことの表れなので評価は低くなります。
(例えば、英語に自信のない人がi cannot speak Englishなどと言うと、え、話せるじゃんと言われます)
ちなみに beoでは無料で過去の自己推薦文も閲覧できるのでとても参考になります。
他者推薦文は最低2通(大学によっては3通)求められます。
会社の上司、大学時代の教授
この推薦文、上司にしろ、教授しろ書いてもらうのには時間がかかります。なので、決まり次第早め早めに書いてもらうのが良いです。
私の場合は、就職未経験だったので大学時代の教授に2通書いてもらいました。
履歴書、成績証明書、卒業証明書
その他必要な書類としては、経歴を書く履歴書、大学の成績証明書と卒業証明書です。こちらも余裕をもって早めに大学側に申請するのがおすすめです。
英語力について
私もそうでしたが、IELTSをとれたとしても授業についていけるか不安という人もいると思います。
イギリスの大学院は9月~10月に始まりますが、その前7、8月に英語のpre-sesionalコースの受講が可能です。Essayの書き方、Discussionのやり方などを勉強できます。私は受講していませんが、正直お金に余裕があれば受講したかったのが本音です。
お金に余裕のある人はぜひ受講してください。